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DVD

　PAUL RODGERS AND COMPANY /
            Standing Around Crying
 ポール･ロジャース･アンド･カンパニー

　　93年5月19日サンフランシスコはグレート・アメリカン・ミュージック・ホールでのポール･ロジャース･ファンのみならず、ギター･ファンも必見のスペシャル･ライヴ。
　フリーやバッド･カンパニー時代、或いは他の人のカヴァーもあるものの、同年に発表した、マディー･ウォーターズをリスペクトしたアルバム「MUDDY WATER BLUES」のツアーともいえるようなライヴでしょうか。
　アルバムと同様に、セッション･スタイルをとっていますが、アルバムでの豪華ゲスト･ギタリスト陣の内、ニール･ショーンはこの一時的(？)なバンドのメンバーとして、トレヴァー･ラビンとブライアン･セッツァー、スラッシュはゲストとして参加しています。
　ニール･ショーンもサンタナ時代から聴き、その実力は認めるところですが、ブルースの曲はそのブルース度が高くなる程、何か違うな〜･･･、私の中ではブルースとかけ離れていきます･･･。
　最後の2曲は全員でセッション！　やはりロックですね、マディー･ウォーターズはあまり関係ないかも･･･、でもまぁ他では見られないこの組み合わせ、是非リクエストしてください。
曲目は以下の通りで、＊は「MUDDY WATER BLUES」でもやった曲です。
＊ 1. Muddy Waters Blues intro
    2. Can't Get Enough
＊ 3. Good Morning Little Schoolgirl
＊ 4. Standing Around Crying
＊ 5. Rollin Stone
    6. Little Wing
    7. All Right Now
    8. Feel Like Makin Love
＊ 9. Can't Be Satisfied with Brian Setzer
＊10. Louisiana Blues with Trevor Rabin
＊11. The Hunter with Slash
   12. Rock Me Baby with Slash, Rabin and Setzer
   13. Crossroads with Slash, Rabin and Setzer

DVD

 MEAT LOAF
ミートローフ/ライヴ･イン･メルボルン

　13歳の時に、その巨体でフットボールのコーチを倒して以来付いたニックネームをそのまま芸名とした彼も、40年近くの音楽歴を誇るようだが、ジム･スタインマン脚本のミュージカル「NEVERLAND」をロック･アルバムに発展させ、77年に発表された「BAT OUT OF HELL」は邦題の「地獄のロックライダー」というタイトルこそ知っていたものの、1,400万枚以上売れていたとはビックリ！　「地獄のロックライダー�U」など、一連の作品の総数は5,000万枚にも及ぶというが、俄かには信じ難い･･･。
　このライヴは2004年2月に豪メルボルンのレッド･アリーナでフル･オーケストラを従えての一大ロック･ミュージカル、サウンド･スペクタクルという感じだ。
　このライヴ映像を観客の反応も含め見ていると、世界では売れていたのがうなずける。　･･･が、知らない人にとっては、何これ？･･･かも知れない。
　そして私は彼をアップにする度見える奥歯のガムがどうも気になる･･･。

　曲目は以下の通り。
1.ひどい人生だ、金返せ！
2.マーキュリー・ブルース
3.デッド・リンガー
4.テスティファイ
5.暴走
6.ユー・トゥック・ザ・ワーズ
7.アイ・クドゥント・ハヴ・セッド・イット・ベター
8.66％の誘惑
9.焼け焦げたフライパンの中から（そして炎の中へ）
10.クライング・アウト・ラウド
11.ロックン・ロール・パラダイス
12.愛にすべてを捧ぐ
13.地獄のロック・ライダー